2012年 12月 16日
ココ・シャネルと“ティアラ”…
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実は今も“ココ・シャネル”の気分が続いています…。
アーサ・カペル(通称・ボーイ)がココにカルティエのダイヤモンドのティアラを贈った時、
ココはティアラが何か解らず、尋ねた友人に「オペラ鑑賞に着けていくもの」と
教えられた…という、興味深いエピソードがあります。(実際はカペルとの関係上、
それを身に着けて、一緒にオペラ座に行くことはできなかったそうですが…。)
かつてコルセットから女性たちを解放したことでも知られるココですが、
決まりごとが好きではないココは、後にオペラにティアラを着けていく伝統を
覆すことになります。(そのサイドストーリーは明日の記事で…)
常識を覆す…と言えば、本物と模造品を一緒にファッションとして
身に着けることを提案し、コスチュームジュエリーを世に広めたのもココですが、
1932年には「ダイヤモンド・ジュエリー」コレクションを発表しました。
画像はその時の展示会の様子です。(本のページを撮りました。)
ネックレスをティアラに、ティアラをブレスレットに、イヤリングをブローチに…と、
洗練されたデザインに、汎用性のある工夫が施された斬新さにも
どれだけ人々が惹きつけられたことでしょう…。
ココ・シャネルに纏わる本のページを捲りながら…
“ボタン”から“ティアラ”へとココが繋いでくれたイマジネーションから生まれた
新作キットは、もう間もなくご案内させて頂きます…。
by makibijou
| 2012-12-16 09:31
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