2015年 06月 12日
『速水御舟とその周辺』後期へ…
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触れられた後期の展覧会。前期よりも華やかに感じられる作品が多い印象です。
前回は図録を手にせず心を残して帰りましたが、表紙を眺めるだけでも
余韻に浸れる美しい装丁にも心惹かれ、やはり手元に置いておきたくて…。
表側はこちらと同じ絵柄なので、あえて裏表紙を写してみました。
描かれているのは後期の大本命『菊花図』。細密に描かれた様々な菊の表情、
花びらの躍動感に心奪われます…。容姿の美しさだけでなく、
生命感までを描こうとした"気迫"が伝わってくるよう…。
そのデッサンからは、自分自身までも見つめようとしているような強い眼差しが
感じられ、心震えました…。見所は沢山あって、何を綴ろうか迷いますが…
あのロイヤルブルーとイメージを重ねずにいられなかった『燕子花』のハッと
させられるような青の使い方も印象的でした。孤高の画家と思われてきた
御舟ですが、近年、調べるほどに見えてきたという周囲の画家たちとの関わりから
謎多き画家の素顔が垣間見られるのも、この展覧会の魅力です…。
前期の方に綴った"猫比べ"。後期でも小茂田青樹の異なる猫作品との競演で
再び叶ったことも、ほっこりな"ときめき"の一つに…。(世田谷美術館にて7月5日まで)
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by makibijou
| 2015-06-12 08:20
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