2016年 04月 11日
1930年代のシャネルとヴィオネ…
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桜雨の朝に思い出された美しい桜色のドレスもヴィオネでしたね。
ヴィオネといえば布を斜めにあしらうことで体をなぞるように自然に沿う
"ヴァイアスカット"の生みの親。この頃は古代ギリシャの女神のような
"簡潔な美"が流行し、人気を博したそうです。その奥に見えるのが…

デコルテのあきや袖のフレアなど、洗練された優雅さに心惹かれます。
写真ではあまり見えませんが、ヴィオネもシャネルも、ベルトには
アールデコの薫り漂うバックルがあしらわれています。

繊細なレースとその美しいあしらいに うっとり溜息…。
ベージュとノアールが並んでいるのも、ココ・シャネルらしいですね。

オートクチュール全盛の"時代の息吹"にしばし酔いしれました…。
『PARISオートクチュール 世界にたった一つだけの服』にて 1・2…
by makibijou
| 2016-04-11 10:55
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