2017年 07月 13日
心惑わすもの…
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キルケはキーツの「レイミア」にも、美しき魔物のような
表情の喩えとして登場しています…。
妖艶な美しさで魅惑するキルケ。私の心を掴んで離さない
サフィレットもある意味、魔物のようなものかもしれませんね?(笑)
今日はそんな美しき魔物たちから"涼"?を感じて頂けたら…
キルケが差し出すワインを口にすると豚やカエルに姿を
変えられてしまいます。鏡の奥に映り込んでいるオデュッセウスは
ヘルメスにもらっていた薬草のお蔭で魔法にはかかりませんでしたが
キルケの魅力にとりつかれ、一年一緒に過ごしました。この後、
次なる美しき魔物たち、セイレーンの誘惑が待ち構えています…。
そんなセイレーンを題材に描かれた作品もいくつかありますが
今日、選んだもう一つの絵画は…
表情の喩えとして登場しています…。
サフィレットもある意味、魔物のようなものかもしれませんね?(笑)
今日はそんな美しき魔物たちから"涼"?を感じて頂けたら…
変えられてしまいます。鏡の奥に映り込んでいるオデュッセウスは
ヘルメスにもらっていた薬草のお蔭で魔法にはかかりませんでしたが
キルケの魅力にとりつかれ、一年一緒に過ごしました。この後、
次なる美しき魔物たち、セイレーンの誘惑が待ち構えています…。
そんなセイレーンを題材に描かれた作品もいくつかありますが
今日、選んだもう一つの絵画は…
『人魚 (1900年)』
美しい歌声で船乗りたちを惑わす人魚は、ギリシャ神話における
海の精 セイレーンの民間伝承版と言われるそうです。
ちょうどこの作品が発表された頃、ロンドンに留学していた夏目漱石が
後年、『三四郎』に登場させたことでも有名な人魚です。
貝殻の中の真珠のビジューにも目が留まります…。
美しい歌声で船乗りたちを惑わす人魚は、ギリシャ神話における
海の精 セイレーンの民間伝承版と言われるそうです。
ちょうどこの作品が発表された頃、ロンドンに留学していた夏目漱石が
後年、『三四郎』に登場させたことでも有名な人魚です。
貝殻の中の真珠のビジューにも目が留まります…。
by makibijou
| 2017-07-13 13:02
| サフィレットコレクション