2017年 07月 22日
翼をつけた『空想』…
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優雅なスフレ。天使に見守られながら眠る聖セシリアや
プシュケが纏うドレスの彩り、人魚の神秘的な輝き…など
翼をつけた『空想』は思うがままに…。
パリの息吹溢れる美しい素材が誘ってくれる空想の旅…
今日は心をハムステッドに置いたままに、自由をテーマに
詠われたキーツの詩を愛しみながら…。
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「空想」はいつも彷徨わせておけ、
「喜び」はじっと閉じこもってはいない。
触れただけで、甘い「喜び」は消えてしまう
雨がたたきつける時の水泡(みなわ)のように。
だから、翼をつけた「空想」は彷徨わせておけ、
その向こうにいつも広がっている思想のなかへ。
ジョン・キーツ『空想』より
by makibijou
| 2017-07-22 13:09
| サフィレットコレクション