2018年 06月 27日
Canivet…
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かつて貴族のためのレースが修道院で作られ、役目を終えたものを
教会に寄付すると、天国へ行ける…と考えられていたこと、
先日のアンティークレース展で知りましたが…
かつて修道女たちの手により生まれたものといえば「カニヴェ」も。
繊細な切り絵を施すためのナイフに由来する名で呼ばれるホーリーカード、
そのレースのように繊細な佇まいに魅了されながら、
展覧会の余韻とともに、近頃のスタイリングに添えているものです…。
修道院繋がりで思い出されるお話をもうひとつ…
読んだ本によると、ココ・シャネルの本名「ガブリエル・ボヌール・シャネル」
という名は、両親ではなく「ガブリエル・ボヌール」という修道女により
付けられたと、ココ自身が語っていたそうです。ただ、洗礼証明書には
「ボヌール」という名は無く、筆者によると、ココが後に自ら
付けたものではないかと。「ボヌール」とは幸せ…。そういえば偶然にも
「ボヌール」は先日の新作キットにも付けていた名前でしたね。
我が家のガブリエルたちも、次々と幸せを与えてくれて
そろそろ小休止、秋に出逢える花を心待ちにしながら…。
by makibijou
| 2018-06-27 14:09
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